接続法の復習その3です。
③感情・評価などの動詞の後
Tout le monde est triste qu'elle ne soit pas là.
彼女がいないことをみんな悲しく思っています。(悲しみ)
Il est étonnant que tous les étudiants aient présenté les devoirs.
全ての学生が宿題を提出したのは驚きだった。(驚き)
Il est naturel qu'il fasse chaud en été.
夏に暑いのは当然だ。(評価)
この場合は、事柄は事実であっても、「その感情や評価が話し手個人のもので、すべての人に共通だとは限らない」ことから接続法になります(by フランス語文法総解説)。「話者の頭の中にだけ存在する事柄や話者の主観的な判断を語る時」という基準にはあっていますね。
もう少し例文を続けると・・・
Je me réjouis que mon père soit guéri de sa maladie.
父親の病気が治って私は嬉しい。(喜び)
Noël regrettait que la société ait fait faillite.
ノエルはその会社が倒産したことを残念に思った。(残念)
La société admira que le mathématicien eût résolu le problème.
学会はその数学者がその問題を解いたことを称賛した。(称賛)
最後の eût は avoir の接続法半過去三人称単数です。これも単純過去の eut にアクサンシルコンフレックスをつけただけです。
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